Chapter 01投資って、結局なに?
前回、わかめに「貯金だけだと、お金は "育たない"」と教わったしゃけ。
「じゃあ、投資ってやつをやればいいのかな……?」と思いつつ、本屋で投資コーナーをのぞいてみる。並ぶ難しそうな本のタイトルに、ちょっとひるむ。
"投資" って、結局なんなんだろう。なんとなく「お金が増える方法」って思ってるけど、自分の言葉で説明、できないかも。
「じゃあ、投資ってやつをやればいいのかな……?」と思いつつ、本屋で投資コーナーをのぞいてみる。並ぶ難しそうな本のタイトルに、ちょっとひるむ。
"投資" って、結局なんなんだろう。なんとなく「お金が増える方法」って思ってるけど、自分の言葉で説明、できないかも。
しゃけ
わかめ、前回 「銀行だけじゃ、お金は育たない」 って言ってたよね。
じゃあ "投資" って、結局なに?株とか、ちょっとこわいイメージで……。
じゃあ "投資" って、結局なに?株とか、ちょっとこわいイメージで……。
わかめ
ふふ、すごくいい質問!
投資はね、ひとことで言うと——「お金に、自分の代わりに働いてもらう」こと。
イメージはこんな感じだよ。
投資はね、ひとことで言うと——「お金に、自分の代わりに働いてもらう」こと。
イメージはこんな感じだよ。
- 🏢株会社に出資 →
会社が成長したら
分け前(配当) - 📜債券国や会社にお金を貸す
→ 利子をつけて
返してもらう - 📦投資信託プロにお任せで、
株や債券をまとめて
運用してもらう "袋"
しゃけ
あぁ、なるほど……!
自分のお金を、誰かに使ってもらって、そのお礼でお金が増えるってこと?
お金がお金を稼いでくる、これが"お金に働いてもらう"ってことか!
自分のお金を、誰かに使ってもらって、そのお礼でお金が増えるってこと?
お金がお金を稼いでくる、これが"お金に働いてもらう"ってことか!
わかめ
そう!
そして、その "働いてもらう" 中で起きる、いちばん大事な現象が——
「複利」っていう、時間の魔法。
これを知ってるかどうかで、20年後・30年後の景色が びっくりするくらい 変わるんだ。
そして、その "働いてもらう" 中で起きる、いちばん大事な現象が——
「複利」っていう、時間の魔法。
これを知ってるかどうかで、20年後・30年後の景色が びっくりするくらい 変わるんだ。
しゃけ
時間の魔法!?
聞きたい、聞きたい!
聞きたい、聞きたい!
"投資" と聞くと 「ギャンブル」「リスク」 と身構えがち。でも本質は、「お金を眠らせる代わりに、誰かに使ってもらって対価を得る」 という、とてもシンプルな仕組みです。
そして、その仕組みを長く続けると効いてくるのが 「複利」。これを知れば、"投資" の見え方がガラッと変わります。
そして、その仕組みを長く続けると効いてくるのが 「複利」。これを知れば、"投資" の見え方がガラッと変わります。
Chapter 02単利と、複利
わかめ
お金が増えるしくみには、2 種類あるんだよ。
「単利」と「複利」。
名前は似てるけど、長い時間でとんでもなく差がつく。
「単利」と「複利」。
名前は似てるけど、長い時間でとんでもなく差がつく。
- 📏単利元本だけに利息
直線で増える - 🌱複利元本+利息にも利息
加速度的に増える - ⏳時間どちらにも必要
長いほど差が開く
しゃけ
えっと、言葉だけだと、いまいちピンとこないかも……。
どのくらい差がつくもんなの?
どのくらい差がつくもんなの?
わかめ
じゃあ、具体的な数字で見てみよっか。
100万円を、年利 5% で運用したとするね。
まず、単利だと——
100万円を、年利 5% で運用したとするね。
まず、単利だと——
わかめ
毎年 5万円ずつ増える。
1年で105万円、10年で 150万円、20年で 200万円、30年で 250万円。
こんなふうに、まっすぐ "直線" で増えていくイメージだね。
1年で105万円、10年で 150万円、20年で 200万円、30年で 250万円。
こんなふうに、まっすぐ "直線" で増えていくイメージだね。
しゃけ
なるほど、毎年同じだけ増えるんだね。
シンプルでわかりやすい!
シンプルでわかりやすい!
わかめ
でも複利だと、こうなる——
1年後は105万円、10年後は 約 163万円。20年後は 約 265万円。
そして 30年後は…約 432万円。
1年後は105万円、10年後は 約 163万円。20年後は 約 265万円。
そして 30年後は…約 432万円。
しゃけ
えっ、432万円!?
単利だと 250万円なのに……差がぐんぐん広がってる!?
単利だと 250万円なのに……差がぐんぐん広がってる!?
わかめ
そう。これが 「複利」 の力。
増えたぶんにもまた利息がついて、利息が利息を生んで……それが何十年も積み重なる。
「時間が長くなるほど、効果が爆発的になる」のが複利の本性なんだ。
増えたぶんにもまた利息がついて、利息が利息を生んで……それが何十年も積み重なる。
「時間が長くなるほど、効果が爆発的になる」のが複利の本性なんだ。
年収もスキルも人それぞれですが、1日 24時間 はみんな同じ。そして "いまの 1年" は、未来のどの 1年よりも価値が高いのが複利の世界。
だから「お金がもっと貯まったら始めよう」よりも、「少額でも、いま始める」ほうが、未来の自分にとって何倍も大きなプレゼントになります。
だから「お金がもっと貯まったら始めよう」よりも、「少額でも、いま始める」ほうが、未来の自分にとって何倍も大きなプレゼントになります。
Chapter 03雪だるまが、大きくなる時間
わかめ
しゃけ、雪だるまを作ったこと、ある?
しゃけ
あるよ!
小さい雪玉を作って、地面でゴロゴロ転がして……最初は手のひらサイズだったのに、最後はめっちゃ大きくなるんだよね。
小さい雪玉を作って、地面でゴロゴロ転がして……最初は手のひらサイズだったのに、最後はめっちゃ大きくなるんだよね。
わかめ
そうそう!
複利って、まさにあの感じなんだよ。
最初の雪玉は小さくていい。転がすほど雪がついて、加速度的に大きくなる。1回 1回の増え方は地味でも、続ければ違う景色になる。
複利って、まさにあの感じなんだよ。
最初の雪玉は小さくていい。転がすほど雪がついて、加速度的に大きくなる。1回 1回の増え方は地味でも、続ければ違う景色になる。
しゃけは、ふと、自分の中で「時間の感覚」が変わった気がした。
——もし、いま月 5,000円から始めたら、20年後の自分は、なにを選べる? 30年後の自分は、どんな景色を見ているだろう?
その想像が、はじめてワクワクに変わった瞬間だった。
——もし、いま月 5,000円から始めたら、20年後の自分は、なにを選べる? 30年後の自分は、どんな景色を見ているだろう?
その想像が、はじめてワクワクに変わった瞬間だった。
しゃけ
そっか……じゃあ、もしかして、投資って、ちょっとでも早く始めたほうがいいのかな?
わかめ
うん、その考え方はすごく大切だよ!
もちろん無理して大金を入れる必要はない。
月 3,000円でも、月 5,000円でも、早めに雪玉を転がしはじめることが、未来の自分への一番のプレゼントだよ。
もちろん無理して大金を入れる必要はない。
月 3,000円でも、月 5,000円でも、早めに雪玉を転がしはじめることが、未来の自分への一番のプレゼントだよ。
しゃけ
なんか…「時間」って、こんなに味方になってくれるんだね!
急に、お金の話が前向きに感じてきた。
急に、お金の話が前向きに感じてきた。
雪玉は小さくていい。動かしはじめることが、いちばん大事。
- 「無理なく続けられそうな月額」を、自分の言葉で決めてみる(例: 月 3,000 円)
- シミュレーターで「自分の月額 × 30年」を試算してみる
- 「いま始めた場合」と「10年後に始めた場合」を比べて、差を見てみる
わかめ
投資の正体と複利の魔法、わかった?じゃあ、実はその複利を使うとき、国が "ある特別な後押し" をしてくれるって、知ってた?
しゃけ
え、特別な後押し?国が?なにそれ!
わかめ
それが、よく聞く 「新NISA」 っていう仕組み。
次回は、その正体を 3つだけ覚える で解読しよう。
次回は、その正体を 3つだけ覚える で解読しよう。
しゃけ
新NISA!名前は聞いたことあるけど、結局なに?!聞きたい!
今日のまとめ
- 単利は 元本だけに利息がつく。直線で増える
- 複利は 元本+利息にも利息がつく。加速度的に増える
- 100万円・年利 5% なら 30年で 約 4 倍になる
- 複利の力は、「時間」が長くなるほど発揮される
- 「いつか始める」より「いま始める」が、いちばんの未来応援
あなたの「雪玉」を転がしてみる?
「月 3,000円 × 20 年」で、未来の自分にどれくらいプレゼントできる?
積立シミュレーターで、時間の魔法を可視化してみましょう。