Chapter 01「もうひとつの非課税」?
前回、ふるさと納税で "税金の置き換え" のしくみを覚えたしゃけ。「払う先を選べるって、ちょっとおもしろいかも!」と、いつの間にか "税金" にも興味がわいてきた。
そんな中、ふと気づく——「これって、もしかして……ほかにも、税金を減らす仕組みがあるんじゃ?」
そんな中、ふと気づく——「これって、もしかして……ほかにも、税金を減らす仕組みがあるんじゃ?」
しゃけ
わかめ〜、ふと思ったんだけど。
NISA以外にも、節税できる方法ってあるの?老後資金って大事だから、使えるカードはぜんぶ使いたい気がして。
NISA以外にも、節税できる方法ってあるの?老後資金って大事だから、使えるカードはぜんぶ使いたい気がして。
わかめ
ふふ、すごくいい質問!
あるよ、しゃけ。NISAの "兄弟分" みたいな、iDeCo (イデコ) って制度。今日はそのしくみを、3つの節税ポイントで分解しよっか。
あるよ、しゃけ。NISAの "兄弟分" みたいな、iDeCo (イデコ) って制度。今日はそのしくみを、3つの節税ポイントで分解しよっか。
同じ「節税で資産形成」と聞くと NISA と混同しがち。でも実は 節税のかかり方が違うカードです。
NISA は "運用益" の非課税。iDeCo は "掛金" と "運用益" と "受取時" の3段階で節税が効く——並べると、使い分けの軸が見えてきます。
NISA は "運用益" の非課税。iDeCo は "掛金" と "運用益" と "受取時" の3段階で節税が効く——並べると、使い分けの軸が見えてきます。
Chapter 023段ロケットの節税効果
わかめ
iDeCo の節税は、3つのタイミングで効くんだ。図にしてみるね。
- ①掛金で節税掛けた金額がそのまま
所得から差し引かれる
(所得控除 = 税金の計算対象を減らす) - ②運用益で節税増えた利益に
税金がかからない
(NISA と同じしくみ) - ③受取時も節税退職金や年金として
特別な控除が使える
(税金が大幅に軽くなる)
しゃけ
え、3つも!?
NISAは「②運用益のみ」だったのに、iDeCo はそれに加えて①と③もあるってこと?
NISAは「②運用益のみ」だったのに、iDeCo はそれに加えて①と③もあるってこと?
わかめ
そう、そういうこと。
たとえば年収500万円の人が年24万円(月2万)を iDeCo に入れたら、所得税+住民税で年間 約4.8万円の節税。これが30年続けば、それだけで約144万円。
運用益や受取時も非課税だから、トータルでは 数百万円のインパクトになるんだ。
たとえば年収500万円の人が年24万円(月2万)を iDeCo に入れたら、所得税+住民税で年間 約4.8万円の節税。これが30年続けば、それだけで約144万円。
運用益や受取時も非課税だから、トータルでは 数百万円のインパクトになるんだ。
しゃけ
うわぁ……それは強烈。「最強の節税カード」って呼ばれるの、納得!
iDeCo の節税は単に「払う税金が減る」のではなく、「今支払うはずだった税金が、運用に回って育つ」という構造。
結果として、未来の自分への "ボーナス" が、節税分まるごと届く——そういう設計なんです。
結果として、未来の自分への "ボーナス" が、節税分まるごと届く——そういう設計なんです。
Chapter 03NISAとiDeCo、どっちから?
しゃけ
こんなにスゴいなら、iDeCo 最優先でいいの?
わかめ
ふふ、そこ、いちばん大事なポイント!
実はiDeCo には、「原則 60歳まで引き出せない」 っていう大きな制約があるんだ。
実はiDeCo には、「原則 60歳まで引き出せない」 っていう大きな制約があるんだ。
しゃけ
60歳まで!?じゃあ、結婚資金とかマイホームの頭金には、使えないってこと?
わかめ
そう。だから一般的には、
① いつでも引き出せる NISA
② 余裕があれば、老後の専用口座としてiDeCo を追加
の順番で、"流動性 + 節税" のバランスを取るのがいいと言われているよ。
① いつでも引き出せる NISA
② 余裕があれば、老後の専用口座としてiDeCo を追加
の順番で、"流動性 + 節税" のバランスを取るのがいいと言われているよ。
しゃけ
なるほど!それなら、いきなり全部 iDeCo に突っ込まなくていいんだね。
NISA が土台、iDeCoが節税のブースト役——そんなイメージかな!
NISA が土台、iDeCoが節税のブースト役——そんなイメージかな!
わかめ
うん、その理解で完璧だよ!
ちなみに会社員の場合、iDeCo の毎月の上限は 2.3万円 (企業年金がないとき)。少額からでも、節税効果はけっこう効くよ。
ちなみに会社員の場合、iDeCo の毎月の上限は 2.3万円 (企業年金がないとき)。少額からでも、節税効果はけっこう効くよ。
無理して全部使う必要はありません。「いま使ってる節税の隙間」を埋めるつもりで。
- ねんきんネット等で、自分の iDeCo 上限額を1度だけ確認する
- NISA 月いくら + iDeCo 月いくら の "合計節税ポートフォリオ" を紙に書く
- 会社の総務に「企業型 DC があるか」だけ聞いてみる(iDeCo 併用可否に関わる)
わかめ
NISA + iDeCo で増やしながら節税できるね。
じゃあ次は、視点を変えて——毎月かならず "出ていくお金" を見直そう。
じゃあ次は、視点を変えて——毎月かならず "出ていくお金" を見直そう。
しゃけ
出ていくお金?
わかめ
毎月かならず出ていく 固定費。次回は、ガマンせずに月1万円浮かせる "魔法の見直し" を教えるよ。
しゃけ
ガマンせずに月1万円!?気になる!
今日のまとめ
- iDeCo は 掛金・運用益・受取時の3段階で節税できる強力カード
- NISA は "運用益のみ" 非課税。iDeCo は 3段ロケット
- 一方で、iDeCo は 原則60歳まで引き出せない大きな制約あり
- 一般的には NISA → iDeCo の順で土台を作る
- 会社員の上限は月 2.3万円 (企業年金がないとき)。少額でも効果大
NISA + iDeCo の節税ブースト、効果を試算
月いくらを NISA に、月いくらを iDeCo に?
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